全年4月16日の投稿[2件]
2025年 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する
2023年 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する
日記:みちみち
相変わらず寝起きから偏頭痛で、昨日はコーヒーを飲んだら落ち着いたので今日もいけるかと思ったら全然効かなくて殺意と共に許されている容量全力の処方薬を投入してことなきを得ました。ちょっと寝たけど。
昔は頭が痛くなるとすべてが絶望……もうだめだ……と思って泣いていたのですが、最近はその前に殺意が来るようになりました。怒りを持って痛みに対処するとわりとちゃんと効く気がしています。気のせいかもしれないが、プラセボというものもあるし、いいんじゃないでしょうか。
話は変わってオンラインイベントの発送作業をしてきました。
オフライン情報見ていただくとわかるんですけど(見なくていいです)ここ最近二週間おきくらいにオフライン・オンライン問わずイベントに参加していて、今回はなんといつも無配ばっかりの我がサークルもついに物理的な本を通頒することとなり、その作業でした。
匿名配送とかいう文明の恩恵を受けに受けた手続きなんですが、発送時に人間と接することなく作業を終えることもできて気楽な反面、本当にこの手続きで正しいのかが全然わからなくてそういうところ気にしいな自分には誰か隣にいて欲しいなという手を握っていてくれる存在が必要でした。うまくいっていて欲しい。
未経験のことへの未知への恐怖、昔はずっと怯えているだけで踏み出しもしなかったけれど、最近は「いうて死にはしない」という大雑把な建前を建てて生き延びていっている気がします。いいぞ、生きていこうな。
相変わらず寝起きから偏頭痛で、昨日はコーヒーを飲んだら落ち着いたので今日もいけるかと思ったら全然効かなくて殺意と共に許されている容量全力の処方薬を投入してことなきを得ました。ちょっと寝たけど。
昔は頭が痛くなるとすべてが絶望……もうだめだ……と思って泣いていたのですが、最近はその前に殺意が来るようになりました。怒りを持って痛みに対処するとわりとちゃんと効く気がしています。気のせいかもしれないが、プラセボというものもあるし、いいんじゃないでしょうか。
話は変わってオンラインイベントの発送作業をしてきました。
オフライン情報見ていただくとわかるんですけど(見なくていいです)ここ最近二週間おきくらいにオフライン・オンライン問わずイベントに参加していて、今回はなんといつも無配ばっかりの我がサークルもついに物理的な本を通頒することとなり、その作業でした。
匿名配送とかいう文明の恩恵を受けに受けた手続きなんですが、発送時に人間と接することなく作業を終えることもできて気楽な反面、本当にこの手続きで正しいのかが全然わからなくてそういうところ気にしいな自分には誰か隣にいて欲しいなという手を握っていてくれる存在が必要でした。うまくいっていて欲しい。
未経験のことへの未知への恐怖、昔はずっと怯えているだけで踏み出しもしなかったけれど、最近は「いうて死にはしない」という大雑把な建前を建てて生き延びていっている気がします。いいぞ、生きていこうな。
作中で死ぬ動物が人間だけという時点で95点くらいつけてしまう人間がなんか言っています、すべてがネタバレ。#映画感想
好きになったキャラ、死んだが?!?!!!
びっくりした、本当にびっくりしました、いままで好きになるような素振りもなかった方向性のキャラクタを好きになったな珍しく、と思っていたら途中の全然なんでもないシーンで「あっこいつ死ぬな……」と謎の確信があり、本当に死にました。
そのシーンもカルフォルニアに行きたい、という夢を語っているときでもなければ主人公から今まで貯めてきたお金を託されて「殺しなんかやめて夢を追え」って言われてるシーンでもなく、どこだっけ、猫を膝の上に乗せて寝こけてるシーンだっけ?なんか本当にその辺りの本当に普通のシーンで何故か確信を得たので俺は多分人間から漂ってくる死の気配にあまりにも敏感だし、なぜかその危うさに惹かれる感性を持っているのだと思います。本当に最悪である、己が。
今回も特に前情報なしで観にいったので時代設定が1979年なんだ!?になり、やたらとアナログなデザインのタイマーが可愛いすぎてにこやかになり、その用途が最悪すぎて「最悪……」って言ってたりしました。物心つく前の、しかも海外が舞台の場合は時代考証が正しいのかどうかすらもまったくわからなくて新鮮に受け止められるので好きです。
だもんでケビン(上記の死ぬキャラです)が一瞬映るシーンで「治安が最悪のビートルズみたいな人いた…………」って思ったそれがまああんなに良いキャラだと思わなくてあれよあれよと「こいつ……好きだな……」になったら死にました。なんで?????????本当になんで???????
物語の範囲としてはものすごく狭い範囲の、ものすごく小規模なものなのだろうけれど、人間は善悪どちらか一辺倒をやるには基本的に弱すぎるし、悪の方を選んだ場合に大義や、家族であるとか、ここに放り込まれたからという開き直りや、そういう自分の手には余りあるごくごく大きいものに責任を転嫁して自分自身すらだまくらかして生きていかないといけないんだな、というのを丁寧にやっている物語でしたね。好きです。
それと同時に穿とうと思えば世の中が戦争に傾いている昨今、この善悪の線引きが極薄くて曖昧になっている時勢に、なにを大切にしてなにをないがしろにしてなにを手放して傷つけていくかの責任は、たとえその理由を個人個人が個人個人によらないものへ負わせていたって選択の責任は個人が取るのだ、という本当に大切なことをやっているな、と思いました。
死ぬ前に善いことをひとつかふたつやったところでいままでの罪は帳消しにならないし、だからといってやらなかった善いことはこの世にまったくないことは明確なのでなにか、なにか、なにかを、と自分の中で見失って擦り切れてしまった希望に対しての道を探すように縋り付く人間がいてもまったく変なことではないし、人間はその信ずるものによらず救われたいのかもしれない。
そうしてああいった海が近く、寒くて、雲が速く走る土地ではより人間の温かみを持ち寄って寄り添う必要が生活上にあって、そのあたたかみのことを愛と言うんですけれども、過去に与えられなかった愛に飢えているこの物語の登場人物たちはどこまでいってもよそ者だったのだな、と思います。まだロバートに拾われて役目を与えられていた(そしてこれもまた自分の責任を追えない理由の一つになりうる)フィンバーやケビンの方が愛ではないにせよ他人から必要とされる場面を持っていただけマシな気がしてくる。どこへいっても地獄ですけれども。
観終わったあとにすでに複数回言ったんですけど、フィンバーはあのあとあの車のままカルフォルニアにいってなんやかんやありながら地元じゃ負け知らずのクセ強アイリッシュじじいとして中古レコード店名物店主になって天寿をまっとうしてください。猫を飼い、家庭菜園をカルフォルニアでやれ。
畳む