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2023年9月の投稿3件]

2023年9月26日 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

映画感想:「ジョン・ウィック:コンセクエンス」で楽しむわくわく工夫教育番組感。
#映画感想

今回も極めて楽しくフィクションにしか許されない人の殺し方の工夫百選みたいな映像を最初から最後まで楽しんできました。フィクションの暴力、純粋であればあるほどた〜〜のしいな!!!!って俺の中の子供がきゃっきゃきゃっきゃする。人間性が最悪。
3作目の最後、だいぶぼろぼろのぼろだったから冒頭から元気な姿を見られてよかったです。でもそのあとからボロボロになっていくんですけど……でも思ったよりボロボロじゃなかった。ゴミ箱の上にぶち落ちたりしなかったから綺麗な死に様でしたね。
以下、とりあえず言いたいこと。
・なんだそのトンチキな弓道場は。でも射手の前を横切るのは真田広之が悪いよ。コウジが悪いよ。
・なんだその国立新美術館の外観をしたコンチネンタル大阪は。
・その梅田駅はどの梅田駅なんですか……?????これが横浜駅だったら崎陽軒の店舗で現在地が特定できたのでなんの問題もなかった。
・あの背景にある槍の飾りみたいなの絶対使われると思ったのにノータッチで寂しかった。
・室内近接戦で弓使う意味 is なに!?
・至近距離戦で弓使うのレゴラス以外で初めて見た。アキラさんはだいぶ昔の先祖にレゴラスいませんか?
・野菜とか魚介類ってちゃんと書いてある冷蔵庫が武器庫だったとき声出るかと思った。そんな雑で誰でも考える収納の仕方があるか。あと剥き身の刀はやめてやれ……なんか…鞘とか…………白鞘でもいいから入れてやれ………湿度管理完璧なんですか?あんな厨房のそばで?固定資産税とか減価償却とかどうなってるんですかコンチネンタル大阪は。
・事前情報でバレではないけどバレみたいな、コンチネンタル大阪でのアクションシーンで飾られている工芸品とかは全部本物なんだよ!って制作者がドヤのテンションで語ってたインタビューみてだいぶ萎えていたんですけど(ものを大事にして欲しいので)、国立新美術館のコスプレしたコンチネンタル大阪があんまりにもネオンでギラギラすぎて結構霞んでてシーンとしては楽しめました。まあ破損を伴うシーンに本物使う意味は全然一生わからないんですけど……。
・ネオンで言えば「初志貫徹」はいいとしてその光り輝く牧野は誰なんだよ!??!!!!!
・ラストシーンも含めると結局なにしても復讐や暴力は虚しいって話ですか……?まあ死に様は生き様なので、ジョン・ウィックにとってはあれが一番良かったんだろうな。スーツを脱ぐの、いままでのこだわりとかプライドとかそういうものを全部脱いで、「あの侯爵を殺す」という純粋な一つの目的しかない魂のままの姿みたいで美しかったね。あと最後一発撃ってなくない…?って思ったらその通りで大喜びでした。30歩の距離で致命傷ではなくとも肉体からは外さない男が、10歩の距離で外さないわけがないのよ。
・たぶん2023年にかけての映画界隈でのトレンドは「車両の両扉紛失フルオープンのまま観光名所をドライブする」なんだと思う。
・「路上で突発的に予測不能な乱闘が発生しており、あきらかに加害の意図を持って運転者両側に人間が投げられた」場合の運転手への判決、前例がなさすぎて法曹界のひとびとの苦労を偲んだ。
・コンシェルジュの人〜〜〜!!!!!!!!推しでしたがまあ当然のように死にました。ただし日本公開前に役者さんご自身がご逝去あそばしているのでそこへの心の動きは終えているところあったので最後までありがとうございましたの気持ちです。スピンオフドラマ観ます。
・ちらっと見かけた他人の感想で「殺すことが目的だから三時間ずっと虚無」みたいな感想があって「ほ〜〜ん????」(ジョン・ウィックシリーズを人間がごちゃごちゃと死んでいくのを楽しむ映画だと思っている人間のきもち)と思ってたんだけど、あれは復讐とか暗殺とかそういう行為に走る人間の全てが虚無であるし人間はいつか死ぬんだよという物語でもあるのでそれ以外のなにかを求めていると確かにね…という感じ。一理ある。
・そういう意味ではヘレン・ウィックが一番幸せな死に方をしたのだな……残していく当事者にしかわからない苦しみはあったろうけど、ケアのために子犬を残すこともできたし、愛した人を愛して、愛した人から愛されたまま死んだから………ジョン・ウィックもそうですがそこに至るまでありすぎるので………愛した人を愛したまま、愛された人から愛されたまま、からっぽで死んだのがジョンウィックです。
・なぜか最後のウィンストンの「ダスヴィダーニャ」(ロシア語で「さようなら」ニュアンスは「また会おう(再見)」に近いらしい)だけ聞き取れてそれに一番びっくりしました。畳む

つらつら

2023年9月20日 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

Twitterへのお手紙。

TwitterがTwitterでなくなった時点で、俺たちはどこかへこぞって移動してそこで新たな擬似的環境を作り上げるべきだった。せーのでこぞって移動すれば、たとえまったく同じでなくても似たようなタイムライン形式で情報が流れてくる水流のなかに存在し得ることはできたかもしれない。
俺たちは良くも悪くも変化しないこと、ゆっくりと状況を見定めてじわじわと変わっていくこと、あるいはしっかりと現状にしがみついて体幹に力を入れてそこにい続けることに対してある種の執着を持っていて、そしてそれをじんわりと行動にうつしているのかもしれない。あるいは、うつせていないからここにいるんだろう。
変化は人間に対して多大な疲労をもたらすし、とはいえそれ以上の得るものがあればやる意義はあるけれど、あまりにも急に、そして想像だにしていなかった一介の企業が提供するサービスであるということを忘れたようなやり方の数々に、実害はないにせよ振り回されて動く気力がもうなくなっているのかもしれない。ただでさえ研ぎ澄まされた判断力を持つ俺たち、情報に安易に飛び付かず、炎上ツイートを適度にいなし、バズ稼ぎアカウントは適切に報告とブロックをしてきた俺たち。全体が大きな、止めようのない流れであったとしてもその中で確固として立ってきた俺たち。
こだわりのない人、あるいは譲れないものがあってそれがもう侵されてしまった人はすでにXにはいない。そういう人たちは賢明であったし、そうせずにここにいる俺たちもまた賢明である。優劣の差はない。いる場所が違うだけ。俺たちが人質に取られているのはいままでゆったりと好きなものやことがらで築かれてきた、ゆるやかで、暖かで、それでいていざというときにはささやかながら力を添えられるような、そういうTwitterの理念の中で培われてきた人間関係だ。それを丸ごと移動するのはちっとも現実的な話ではない。
俺は移動する、あなたがたもそこへ来てくれなんてどうして言えるだろう。あまりにも俺たちは自他の区別が適切につくし、後方なくても人には人の都合があると前提としてわかっているし、東に仕事への恨み言を吐くフォロイーがいればいいねして労いを送り、西に体調不良で起き上がれないフォロイーがいれば返信不要の励ましを送ってきた。
プラットフォームが自発的に俺たちをどこぞのいい環境へ送ってくれるならまだしも、このオンライン上でのサービス乱立時代にすべてのアカウントとパスワードの管理という重大な責任を負い、慣れないインターフェイスや細かな部分で異なる機能へ適応するにはあまりにも個人差がありすぎる。俺たちはあまりに自他の区別がつくから、無責任に他人に行動を強要しないしできない。
だから置き手紙のように「どこそこにいる、気が向いたらきてくれ」と残す。残すことしかできない。あるいはそうやって「いざというとき、俺はここにいる」と指標を掲げてずっとXとかいう発信側にしか都合のよくなくなったプラットフォームで文句を言い、熱量をもってなにかを語り、体調不良のフォロイーに労いのいいねを送る。
ひとつのサービスの終わりを見た。そこから始まったのは、俺たちとは随分方向性の違うなにかだ。俺たちはそこがTwitterでなくなった時点でどこかへこぞって移動すればよかったのだ。問題はその移住先がなかっただけで。なくても十分やっていけるほど、Twitterというサービスはこの世の一角であったというだけで。
俺たちがいまXというプラットフォームに困惑すればするほど、良くない面も多々あったがTwitterという環境が与えてくれた安寧がどれほど尊い存在だったかがわかる。戻ってくるかといえばおそらくもう戻ってはこないあの環境を確かに愛していました。畳む

つらつら

2023年9月4日 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

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