散る散る満ちる。

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No.4

日記:三日坊主は阻止
三日目にしてすでに極大まで振り切ったネガティブが言い換えるすべてのポジティブ言い方選手権の発動の必要性を感じていますが、まあ何か別のことを書きます。

そもそも日記を朝に書いているので必然的に昨日あったことの振り返りか、前々から「これを書こう」と思っていたことについて書くのどちらかになる。この試みの根底は「定期的に自分の中のなんでもいいからなにかをある程度まとまった文章として出力する」の反復練習なので、題材はなんでもいいし、誰に読ませているつもりもないので適当に(これは本当に力を入れないという意味で)適当にやっていけばいいんだけれどもな。

いつだか読んだ梶井基次郎の文庫サイズの全集に納められていた「新しいノートをおろして書き始めたとき、一文字でも書き損じるともうそのノート一冊分を捨てたくなる。全部をだめにした気分になる」(要約)という一文がものすごく「ああ〜!!!!!」と膝を叩いた覚えがあって、その時からずっとこの何かをする前に感じている分厚いくせに定形ではなくて、もやもやとしているくせにやたらと強固な感覚、いわゆるハードルと呼ばれるような心理的な障壁を「それだなあ」と思って生きている。たぶんちくま文庫から出版されているやつだったと思う、というかそれしか持っていない記憶がある。

この一つでも仕損じたらもう全部がダメ、とその時点で放り出したくなる衝動は一種の完璧主義や潔癖からくるのだろうか。水回りに対してのあれと同じで。二日前の伏線を図らずも回収した。伏線だったのか………。

今週末の日曜日、全然いままで遠巻きに見ているしかなかったジャンルの二次創作イベントに行く予定なので、それへの緊張がじわじわ高まっているという仮説もある。基本的には臆病で、過剰反応気味に生きています。

楽しんでいこう。

つらつら