映画感想:ジャンプスケアのバン!!音よりもサンドバッグに叩き込まれる打撃音の方が僅差で重くデカい映画「悪魔祓い株式会社」でいろんなものを祓おう。
観たのは2025/12/31です。以下、すべてがネタバレ。#映画感想
そんじょそこらの木造建築の柱よりマブリーの体幹の方が強い。それはこの世の摂理。だいたいあの家、丸ごと呪われてるというか悪魔召喚儀式のための建造物じゃねえか!!!!という話でした。全然違います。
正直ホラー映画は全部苦手範囲なので、過去に大丈夫だった「NOPE」や「罪人たち」がややホラー映画ではないことがお判りいただけるかと思いますが、今回はちゃんとしっかりホラー映画だったのでちゃんとしっかり怖くて泣きました。俺はホラー映画が全部苦手範囲。
こう、まったく文化基盤から違う国のホラーはこざっぱりというか乾燥しているというか、とにかく湿度を感じないんですが(『NOPE』とかそう。あれは土地柄もありますが……砂漠だったし。ホラー映画じゃないとか言っておいてこいつ)、韓国って地理的にめちゃくちゃ隣で、下手したら北海道から沖縄行くより東京から韓国行く方が近いまである距離なので、めちゃくちゃ湿度があるんですね。話に。怖がらせかたに。普通に怖くて泣きました。俺はなんでホラー映画を………自発的に観て……マブリーがいるから大丈夫だろと思ったらちゃんと怖いところは怖かった。それはそう。これはホラー映画。
悪魔とかエクソシズムそのものはキリスト教の概念なので、ちゃんと舞台はキリスト教系病院、というんだろうか、とにかく主体がキリスト教を主体としたでっか病院なの、舞台として最高だし話の通りが一番良くて大前提として大成功な舞台でしたね。「ヴァチカンのエクソシスト」でも言われていましたけど、悪魔憑き的な行動の大半は人間の脳みそが起こしているもので、ごくわずかの”本物”が紛れている……という世界観の説明にこれ以上ないほど最適な設定。
ミステリ小説積極的嗜み勢なので、最初はあの神父さんが黒幕か!?まで思っていたんですけど全然そんなことなかったし、それはそれとして全然瞬きしないシーンがあったので「やっぱりこの人も結局はそっち側なのでは?」と疑いが全然晴れない。真面目なシーンなので瞬きしないんだとしてもあの長さずっと目を開けていられるの一種の才能ですよ。俳優さんの才能、ここで使われるんだ……と思ってちょっとウケました。
全体的に王道ホラー映画なんですけど、ちょいちょい挟まるギャグと小ネタはなんなんだろう。俺があまり韓国映画を観ないので文化全体にそういう文脈というかお約束があるのか、それともあの映画単体で行われていることなのかが全然判りませんが、ずっと怖いばっかりだと腹筋が八つに割れて局地的ムキムキの人間ができあがるので文字通りの息抜きとして楽しめました。ンフフ。マブリーにドアの破壊を願われていることがわかっているでしょ、あの自動ドアのくだりは。
姉妹二人で住むにしてはやたらでっかい家とかおもしろすぎましたね。ホームセキュリティにせよそんな数の監視カメラつける必要がある家に、二人?!ってなりました。妹さんがダンスを仕事にしようとしていることがわかるのも説明セリフとかないまま示されてとてもよかった。いやそれにしても家が広すぎる。
途中で壁の中から悪魔崇拝側の人間がぞろぞろ出てきたところで声出して笑うかと思った。そんなことがあるかい。ありました。どうして。まだ本邸から離れたところの倉庫の床下に隠し階段があってその先で悪魔召喚の儀式が!のほうがまともで納得しやすいってなんだよ。なんでだよ。あと最後がなぜかアメコミ調アニメーションになったのも謎。そこは、やってくれよ、実写で!!
iMac27インチが自宅で使っている(今まさにこの文章を書いている)のと同じだったので嬉しくなりつつ「二度とPhotoboothが起動できないことするんじゃないよ!!!!」って泣きそうでした。なんであれiMacのインカメラ機能が起動している……?ホームセキュリティ(監視カメラ)の仕組みとしてそこも起動しないといけないという仕組み……?普通にネットワークのハブとしてのiMacだったらそこまで必要なくない?ってずっと思っていました。
なぜなら俺は「悪魔祓い株式会社」がやった「監視カメラにこういうのが映ったり起こったりしたら嫌だから絶対に自分では使わない」、という決まりを設けているからです。俺が起こったらやだな〜って思ってたこと全部やるじゃん!!!やめて!!!!怖いから!!!!!!(ホラー映画です)
ホラー映画としてかなり真正面から王道のことをやっているんだけど、シャロンやバウ(主人公です。マブリーがやっています)自身が悪魔の力を借りて悪魔を祓っている、という構図が説明なくスッと出されるの本当にいいな……邦画が苦手(特に原作が漫画や小説の実写化)な理由の一つに「全部セリフでいうじゃん」があるので、ちゃんと映画(映像)で説明できるところをあえて説明せずに読み取らせる手法がかなり好きでした。まあ怖いんですけど……。
思ったよりマブリーの拳が唸らなくてちょっと期待しすぎた感はあったんですが、これは俺がジャンル:ジェイソン・ステイサムを期待していたからです。予告で「ワーキングマン」もかかったので余計に……俺のせい。
でも普通に曲がり角からマブリーがのっしのっし歩いてきたら俺は裸足で逃げ出すのでマブリーも怖かったです。肉体が強い人間も、精神の、心の柔らかな隙間というのはあるよね……ある限り、つけこまれるよね………という悪魔側の醜悪さを引き立てる塩梅もとてもよかったです。でも俺は一生涯にわたって防犯上の理由があってもカメラと人感センサーはつけません。怖いから。畳む
観たのは2025/12/31です。以下、すべてがネタバレ。#映画感想
そんじょそこらの木造建築の柱よりマブリーの体幹の方が強い。それはこの世の摂理。だいたいあの家、丸ごと呪われてるというか悪魔召喚儀式のための建造物じゃねえか!!!!という話でした。全然違います。
正直ホラー映画は全部苦手範囲なので、過去に大丈夫だった「NOPE」や「罪人たち」がややホラー映画ではないことがお判りいただけるかと思いますが、今回はちゃんとしっかりホラー映画だったのでちゃんとしっかり怖くて泣きました。俺はホラー映画が全部苦手範囲。
こう、まったく文化基盤から違う国のホラーはこざっぱりというか乾燥しているというか、とにかく湿度を感じないんですが(『NOPE』とかそう。あれは土地柄もありますが……砂漠だったし。ホラー映画じゃないとか言っておいてこいつ)、韓国って地理的にめちゃくちゃ隣で、下手したら北海道から沖縄行くより東京から韓国行く方が近いまである距離なので、めちゃくちゃ湿度があるんですね。話に。怖がらせかたに。普通に怖くて泣きました。俺はなんでホラー映画を………自発的に観て……マブリーがいるから大丈夫だろと思ったらちゃんと怖いところは怖かった。それはそう。これはホラー映画。
悪魔とかエクソシズムそのものはキリスト教の概念なので、ちゃんと舞台はキリスト教系病院、というんだろうか、とにかく主体がキリスト教を主体としたでっか病院なの、舞台として最高だし話の通りが一番良くて大前提として大成功な舞台でしたね。「ヴァチカンのエクソシスト」でも言われていましたけど、悪魔憑き的な行動の大半は人間の脳みそが起こしているもので、ごくわずかの”本物”が紛れている……という世界観の説明にこれ以上ないほど最適な設定。
ミステリ小説積極的嗜み勢なので、最初はあの神父さんが黒幕か!?まで思っていたんですけど全然そんなことなかったし、それはそれとして全然瞬きしないシーンがあったので「やっぱりこの人も結局はそっち側なのでは?」と疑いが全然晴れない。真面目なシーンなので瞬きしないんだとしてもあの長さずっと目を開けていられるの一種の才能ですよ。俳優さんの才能、ここで使われるんだ……と思ってちょっとウケました。
全体的に王道ホラー映画なんですけど、ちょいちょい挟まるギャグと小ネタはなんなんだろう。俺があまり韓国映画を観ないので文化全体にそういう文脈というかお約束があるのか、それともあの映画単体で行われていることなのかが全然判りませんが、ずっと怖いばっかりだと腹筋が八つに割れて局地的ムキムキの人間ができあがるので文字通りの息抜きとして楽しめました。ンフフ。マブリーにドアの破壊を願われていることがわかっているでしょ、あの自動ドアのくだりは。
姉妹二人で住むにしてはやたらでっかい家とかおもしろすぎましたね。ホームセキュリティにせよそんな数の監視カメラつける必要がある家に、二人?!ってなりました。妹さんがダンスを仕事にしようとしていることがわかるのも説明セリフとかないまま示されてとてもよかった。いやそれにしても家が広すぎる。
途中で壁の中から悪魔崇拝側の人間がぞろぞろ出てきたところで声出して笑うかと思った。そんなことがあるかい。ありました。どうして。まだ本邸から離れたところの倉庫の床下に隠し階段があってその先で悪魔召喚の儀式が!のほうがまともで納得しやすいってなんだよ。なんでだよ。あと最後がなぜかアメコミ調アニメーションになったのも謎。そこは、やってくれよ、実写で!!
iMac27インチが自宅で使っている(今まさにこの文章を書いている)のと同じだったので嬉しくなりつつ「二度とPhotoboothが起動できないことするんじゃないよ!!!!」って泣きそうでした。なんであれiMacのインカメラ機能が起動している……?ホームセキュリティ(監視カメラ)の仕組みとしてそこも起動しないといけないという仕組み……?普通にネットワークのハブとしてのiMacだったらそこまで必要なくない?ってずっと思っていました。
なぜなら俺は「悪魔祓い株式会社」がやった「監視カメラにこういうのが映ったり起こったりしたら嫌だから絶対に自分では使わない」、という決まりを設けているからです。俺が起こったらやだな〜って思ってたこと全部やるじゃん!!!やめて!!!!怖いから!!!!!!(ホラー映画です)
ホラー映画としてかなり真正面から王道のことをやっているんだけど、シャロンやバウ(主人公です。マブリーがやっています)自身が悪魔の力を借りて悪魔を祓っている、という構図が説明なくスッと出されるの本当にいいな……邦画が苦手(特に原作が漫画や小説の実写化)な理由の一つに「全部セリフでいうじゃん」があるので、ちゃんと映画(映像)で説明できるところをあえて説明せずに読み取らせる手法がかなり好きでした。まあ怖いんですけど……。
思ったよりマブリーの拳が唸らなくてちょっと期待しすぎた感はあったんですが、これは俺がジャンル:ジェイソン・ステイサムを期待していたからです。予告で「ワーキングマン」もかかったので余計に……俺のせい。
でも普通に曲がり角からマブリーがのっしのっし歩いてきたら俺は裸足で逃げ出すのでマブリーも怖かったです。肉体が強い人間も、精神の、心の柔らかな隙間というのはあるよね……ある限り、つけこまれるよね………という悪魔側の醜悪さを引き立てる塩梅もとてもよかったです。でも俺は一生涯にわたって防犯上の理由があってもカメラと人感センサーはつけません。怖いから。畳む